表面実装はんだに挑戦
友人にMacBook Pro 2010 mid 15 inchをもらったのですが、これはリコール対象品でした。
HDDで使ってる分には問題なかったのですが、SSDに変えたら電気的に当たるようになってしまったようです。ソフト的にGPUを切って使ってるのですが、Linux入れるとまた当たる。正直アンチAppleだけど、Linux入れれば関係ないので、壊れるまで使い倒したい。。
そのうち問題のコンデンサを交換したいのですが、これが表面実装品。いままで避けてきたけど、いよいよやることになりそうです。
アマゾンで練習基盤が安く売られてるので、さっそくゲットしてみました。
KESOTO SMDコンポーネント溶接練習ボードはんだ付けスキルトレーニングキットトランジスタ KESOTO
https://www.amazon.co.jp/dp/B084TDS1SJ/ref=cm_sw_r_tw_dp_85NP643NB4ZP97QGG68B
はんだ付け方法はYoutubeで自習しましたが、会社が半導体関連なので、社内に神動画がいくつかありました。Youtubeって素人が教えてるのが本当に多いのが、よくわかる。
やってみるも、やっぱりムズイ。道具も必要。知識も必要。観察力も必要。。
一番重要なのは、顕微鏡じゃないかなぁ。裸眼やx3のヘッドルーペで半田自体はできるんだけど、確認できなきゃ意味がない。x10~x20の顕微鏡が欲しいのですが、iPhoneの拡大鏡機能で代用してみました。
まぁまぁ、いける。
けど1.6mm × 0.8mmあたりが限界じゃないかなぁ。。
1.0mm × 0.5mmはもう検査不能。。 趣味ではこんなの使わない。とおもう。
まぁ、いちおうできた。あとは経験積もう。基板書いて発注できるようにもなったので、小さいもの作ってみようか。
(初心者なりに参考まで)コツは、小さい部品ほど、フラックスはケチらず。小手先に半田ぬって流し込むのが、スルーホール実装との大きな違いっすね。テンポが重要で、手早くやろうとすると失敗します。失敗したら、潔く吸い取り線できっちり掃除が吉ですね。
初KiCadでPCB Way発注
やっと発注までこぎつけました。
以下、参考文献とハマったところのレポです。
基本はこの「ことはじめ」です。
独自のシンボルを作るために途中で跳ぶところで迷いました。フットプリントの作成まで進んでしまって、SMDの変なものを作ってしまい、さらにそれを割付てしまい、チュートリアルの内容と離れてしまいました。先読みしすぎでしたな。。(シンボルを作ったら戻りましょう)
任意の回路を書く段階では、シンボルとフットプリントのライブラリの捜索と、追加方法で諦めかけました。 .prettyフォルダや.libを一個づつ「追加」する必要があるように見えたので、「だるくてやってられない」と思っちゃいましたね(「追加」じゃなく「選択」を選び、ファイルチューザで複数選択すればOK)
「どの部品を選ぶのか?」は今後も課題って感じですね、部品と基盤の規格を知らないとなかなか。自分はギターや音響の回路なので、以下の記事が参考になりました。
基盤の配線はだるかったですね。絡んだ釣糸ほぐすみたいでした(けど紙や基盤上でやるよりはマシですね)。これも慣れですが「(一旦)入出力の流れが見易いように直線的に配置」「なるべく線の交わりを減らす向きに整える」「全体的に対称性があるなら意識する」という風にして、最後は「できるだけ小さく畳み込む」「シルク印刷文字が被らないようにする」という感じでしょうか。こうしてれば回路を追いやすいし、入力と出力は必然的に離れるでしょう。
自分は音声までの回路なのでこれでOKっぽいですが、高周波回路では配線の影響がでるので、試行錯誤やシミュレーションが難しそうですな。
基盤の発注はとりあえずPCB wayです。これは随分よくなってる様で、迷いませんでした。
まあ、でも KiCadはクセが強いかもしれませんね。ガーバーファイルを出しなおしたら、上書きにならないですね。これは「二層の回路二枚分=4層の基盤」となるので、 PCB Wayの確認画面で「レイヤーの順番を指定しろ」とか言われて混乱しました。。
あと、例えばプロジェクトの回路図を別名保存したくても改名しかできないし、配線図のエディタ間でコピペできないような。
けど、タダだし慣れたから愛用すると思います。ありがとう!
自作Fuzz Faceで、ストラトだけで、クリーン、クランチ、ディストーション、ファズまで出す
このリッキーさんとAssHさんの神回みて、いろんな歪みが出せるfuzzを作ってみた。
(Fuzz Face回路図はググって)
トランジスタは2SC947ですが、似たような物なら何でもよく、抵抗を可変にして、自分のギターに合わせてバランスを取るのがポイント。
ど素人なりの理解としては、ダーリントン接続ぽいんけど1個目のトランジスタの増幅を2個目のエミッタの電圧でバランス取ってる感じ。なので両方組み合わせて調節してみた感じです。
なので多分、可変抵抗値が結局いくらか?というのは公開しても意味ないぽい。
ストラトのボリューム5ぐらいでクリーン、8ぐらいでクランチ、10でディストーションぽく。フロントピックアップでTONE絞るとFuzzっぽくなります。
(注意)似せる気は全くないです、自分で満足したのでOKとさせてください。
こうやって、Fuzzだけどあんまり歪ませないような物を作ると、それはそれで面白いかも。ゲルマニウムやOPアンプなど、いろいろなもので作るとまた楽しそう。
(KiCADは停滞中。なんかエフェクタの基盤トレースしてみようかな)
MIDIコントローラー自作(Moco for LUFA)
(KiCADどうなったんじゃ〜と言われそうですが) KORG Collection 3が出て、MOSS音源対応されてたので衝動買いしてしまいました。。
その中にはジョイスティック使った楽器が何個かあるので、昔作ったMIDIコントローラを対応させたりしました。ついでにその紹介です。
外装はPET-Gの透明。左上がジョイスティック、下はピッチベンドとモジュレーションです。
左のノブはモードセレクタになっていて、6モード切り替えられます。
つまり、のこりの5個のノブのCCを切り替えられるわけで、ノブ30個分の割り付けが可能です。まぁ、要するにMicro KORGのUIのオマージュですな。
配線はこんな感じです。VR一個のフットコントローラにも地味に対応しています。
実装上、アナログ的な面倒はあまり無く、論理的に線を張るぐらいです。
しいていえば、ジョイスティックはゲーム用でセンターが必ず0になるわけではないので、帯でセンターを決めてるってぐらいでしょうか。置き場所や接続によっては、ノイズ対策が要るかも。
まぁ、ジョイスティックって可動域が狭いので、細かい表現は難しいですね。B地区を長い棒にするとよいかもね。
最後にURLはっておきます。難しくないので、レッツトライ。
なつやすみの自由研究 kicad
https://qiita.com/nanbuwks/items/38e313614c537e9c04a0
とりあえずLチカ。学校では手書きで書いてたけど、途中で修正する時のダルさたるやなかなか苦行だった。コレは気楽。実基盤拝むまで実感湧かないけどね。
NCフライスより発注が吉らしい。たどり着けるかな。