超音波スピーカーで猫避け作ってみた
家を買うというのは結構な決断なわけです。買う前に周囲の状況、地質なんかも調べるわけですが。数件となりに少々頭のアレな猫屋敷があるのは見逃してました。。
普段は温和なサラリーマンのわたくしも、ガレージのシャッターにマーキングされてるのに気づかず手で触っちゃって、ついにブチ切れました。
世には猫対策いろいろありますが、決定打ってあんまりないですよね。
設置の多い超音波型の猫除けも、高い割にはあんまり効かないとも言われます。
「そんなら試してみるか」と、試作してみました。
左上の4069はインバータを用いたパルス発生で、1/ (2.2 * 100k * 22uF)で大体0.2Hzが出ます。ピーピーと断続的に鳴らしたいわけで、次のNE555を周期的にリセットします(VDDとVSSもちゃんとつなぎましょう)。NE555はタイマで40KHzを発生してます。周波数は1/(ln(2) * 680pF * (2 * 18k + 4.7K + 0~10k ))で決まります。
曲者は左のトランジスタ回路。NE555の出力を1Kでトランジスタのベースに入れてますが、実際に測って0.6V以上でてることは確認しましょう。コレクタは抵抗220に直列に超音波スピーカをつないでますが、そうではなくコレクタから+をとって、マイナスはGNDに落とさないと発音しませんでした。
動作確認は、NE555の18kを470Kに変更すると4KHzになるので、かろうじて耳で聴きとれます。4pinのresetを電源につないで連続発音させたほうがよいでしょう。
けどさぁ。こんなアラームみたいなもので逃げるとは思えない。。長居は防ぐかもしれないけど。これより大音量で犬の鳴き声でも出して驚かしたほうが効く気がする。どうしようかなぁ。。